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長田雅人指揮オーケストラ・ダスビダーニャ@芸劇_b0063903_1201424.jpgだから試験中だっつーのに演奏会行きまくってるのも現実逃避に他なりません。だがしかしこの演奏会は別格。年に一度の「ショスタコーヴィチ祭り!」なのだ。

オーケストラ・ダスビダーニャ(通称ダスビ)の第12回定期演奏会に行ってきました。このオケは、アマチュアにもかかわらず、毎年2月に池袋の東京芸術劇場で、ショスタコ(ほぼ)限定の高レベルな演奏会を開いておられます。毎年の定演には関東のみならず箱根・白河の関を越えて、多くのショスタコ好きが集まる年に一度の《ショスタコ祭り》なのです。

本日のメニューは、「映画『ヴォロチャーエフ要塞の日々』のための音楽 作品48」、「劇伴オーケストラのための組曲」、「交響曲第1番 作品10」の3曲。

「ヴォロチャーエフ」はショスタコーヴィチが多く書いた映画音楽のひとつ。組曲。金管が目立つ前3曲に対し、最後の曲「極東の歌」は「パルチザンの歌」をアレンジした合唱が入る。熱い。意外と短い曲で、曲の終わりはあっけない感じもした。「劇伴」は8曲からなる組曲。かつて「ジャズ組曲第2番」と誤って紹介されていた曲。楽器の配置がおもしろく、管楽器を舞台の手前・上手において、チェロ・バスを通常管楽器が並ぶひな壇に置いていた。最後の「タコ1」。非常に難しい曲をみごとに弾きこなし、ダスビならではの表現力があった。アンコールはショスタコーヴィチが13歳のとき初めて書いた曲「スケルツォ 作品1」。

毎年ショスタコーヴィチの隠れた名曲を教えてくれるダスビダーニャ。2006年は2月19日(日)、芸劇です。今から楽しみにしています。そうそう、毎年ステージに向かって右前方に座るのだが、コントラバス首席の方といつも目がバチコン合ってしまいます。思わず笑ってしまう。課長、わたしもバス弾きです。今年もお疲れさまでした!
by dubro | 2005-02-13 23:59 | 音楽

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